2014.6/7.

ユキフラン佐藤

久しぶりにブログを書いてみました。今まで長い間お休みしていましたが、やっぱりいろんな京都情報を発信しなくってはと心を入れ替えて再度挑戦してみます。まずはやはりグルメ情報から発信です。

タイトルにもありますが、今回ご紹介するのは、ユキフラン佐藤というお店。なんだか、スイーッのお店みたいに聞こえますが、実はりっぱな和食のお店です。カウンターに8−9人ぐらい座れるだけの小さなところ。シェフは佐藤功一さん。京都の某有名料亭で修行されて、去年独立されたばかりのまだ新しいお店です。ユキフランというのは、雪が降って欲しいな、という意味だそうです。亡くなられたお母様の名前がユキさんで、彼女へのオマージュとしてその名をお店の名前の中にお付けになったそうです。なんだかとても素敵な話でしょ。

この店の一番特徴は、予約の時に食べたい食材のリクエストができること。今回は鮎とアイナメとアワビ、そして生の鳥貝をお願いしました。そして、その食べ方は当日、相談しながら作ってくれるんです。佐藤さんがとても楽しい方なので、いろいろと話をしながら進んで行く料理は、あっという間に三時間が過ぎてしまいます。時として、4時間以上もいる事もありました。

今日はその中の一部を写真で紹介します。

まずは鮎の塩焼きから。もちろん天然ものなのでまだまだ小さいです。これは解禁になったばかりの三重県産の物だそうです。まだ、元気に跳ねているのを櫛刺しして炭火焼きです。焼き上がった鮎はけっこう険しい顔してますよね。実は僕は大の苦い食べ物嫌い!!鮎は正直苦手な魚です。それを知ってる佐藤さんは頭と尻尾をはずして、苦い内蔵も外してくれました。これなら僕でも食べられます!!

次がアイナメとお豆腐の白い椀もの。梅雨前に一番美味しい魚がアイナメだそうです。淡白な身なのにしっかりと味が濃いお魚でした。お出汁が最高に美味い!!

これは蒸しアワビの肝和えサラダ仕立て。アワビは千葉県産だそうです。もうびっくりする暗い大きな貝でした。厚めにスライスしたものにアワビの肝のソースをいい具合にあえてあります。生姜と茗荷のトッピングが肝ソースの濃厚さを和らげてとてもおいしくいただきました。アワビがとてもやわらかく感動の一品でした。これは雄のアワビだそうです。アワビには雄、雌、そしてなんとその中間の3種類があるそうですよ!!蒸しアワビには雄が一番だそうです。確か、お刺身には雌が良くって、中間のアンドロイドには何かがいいって笑いながら話をしていたのですが、忘れてしまいました。見分け方は貝殻の表に付いてる角の大きさだそうです。

 

これが最後の焼き物なんですが、佐藤さんが魚ばかりじゃつらいかなって考えてお肉のチョイスも考えてくれました。鹿児島産の牛フィレか琵琶湖のうなぎ。僕は迷わずお肉にしました。炭火でゆっくり焼いたトロトロのお肉。横にあるのはおからの和え物です。明代の古染め付けのお皿もとても奇麗でした.

みんなすごく美味しかったので、ついつい写真を撮らずに食べてしまたものが何品もありました。中でも、旬の生の鳥貝ご紹介できなくて残念です。お許しください。         ts

 

 

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