2014.6/24.

ロンドン B級グルメ seashell

さて、香港からいよいよロンドン入りしました。今回はロンドンのB級グルメをご紹介します。

ロンドンって昔から美味しい物がないって言われ続けていますが、僕は絶対にそんなことはないと思います。その中でも、20年間くらい通い続けている、B級グルメの代表格のfish & chipsのSeeshellです。

まずは外観から。

Marylebone stationという国鉄と地下鉄の駅の近くです。Lisson Groveという通りにあります。ロンドンのいわゆる中心地ののやや北にあります。周りには特になにもない、いたって庶民的なエリアです。実はここはシーフードのレストランなのですが、fishi & chips だけはテイクアウトすることができるんです。写真の時計のある角のドアがテイクアウトできる店の入り口です。レストランは隣の建物です。なんだか、テイクアウトの店の方が目立つ所にあるので、おそらくこの店の発祥はテイクアウトの店だったのではないでしょうか???

その中の様子です。

万国旗とかあって、いたって庶民的な雰囲気でしょ。この時は12時前でランチタイム前だったのであまり行列はできていませんでしたが、昼時にはすごく並ぶ事もよくあります。このカウンターで買える物は隣にあるメインのレストランと同じキッチンでつくられたものなので、味は折り紙付きです。魚の種類も何種類かあるのですが、僕はいつもタラ(Cod)のフィレを注文します。その他には Hadock という別種のタラやカレイ、サーモンや舌平目などもあるし、おもしろいところではタラコのフライもあります。

出来立てのfish & chips はこんな箱に入れてくれます。

ちょっといい感じでしょ。

中を開けてみましょう。

巨大なタラの揚げ物の上にポテトの山!!。これは撮影の為にポテトを少し脇に散らしましたが、本当はタラの上に山のように盛ってあり,魚は全く見えないほどです。

ここでひとつ、chipsについて。fish & chips という料理は魚のフライトとポテトのフライの組み合わせなんですが、potato chipsというと僕たちは普通、ジャガイモの薄いスライスを揚げたものを想像しませんか??でもこれはアメリカ人の英語で、イギリスやアイルランドではそれはcrisps (クリスプス)と呼ばれています。(potatoを頭につける事もほとんどありません)ところが、Chipsというのは、僕たちがいわゆるフライトポテトと呼ぶ、櫛形にきったジャガイモのフライのことをさします。だから、この料理はfish & chipsと呼ばれるのです。

このテイクアウトのお店の中には立って食べる事ができるカウンターテーブルと外には座る事の出来る席があり、その場で食べて行く人もたくさんいます。結構塩はかかっていますが、イギリス風食べ方をお伝えしておきます。モルトヴィネガーという穀物酢をイギリス人は思いっきりポテトにも魚にもかけて食べています。もちろん、希望をすればレモンももらえるのですが、ここではやはり、モルトヴィネガーで食べるのが気分ですね。

揚げたての衣はサクサク、中のタラはふわっと淡白。それにモルトヴィネガーの酸味がアクセントになって、何とも言えないおいしさ。早く済ませたいランチタイムにはうってつけです。値段はこれで、9.4ポンド。¥1,640.  決して安くないですよね。なんせ今、1ポンドが¥175もする円安状態なので,なんでも高く感じてしまいます。だた、ロンドンでランチで10ポンド以下なら安い方なんですよ。

ロンドンに行くと、絶対一度は行くお気に入りの店です。なんでも、話によるとダイアナ妃も生前ここのfish & chipsが大好きで、よく運転手に買いに来させたとか。。。。。   ts

興味ある人はお店のweb pageをどうぞ。

http://www.seashellrestaurant.co.uk/

 

 

 

 

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