2014.7/12.

祇園祭り 鉾立て

京都はいよいよ、祇園祭のクライマックス、17日の山鉾巡行にむけて準備が着々とすすんでいます。10日からはばらばらに解体されて保存していた鉾を組み立てる作業、鉾立てがはじまりました。この鉾、巨大な山車なんですが、組み立ては釘を一本も使わず、木製の枠を縄だけで絞めて組み立てていくという、伝統の方式が今でも受け継がれています。

10日の組み立てが始まった日の3つの鉾の写真です。

まずは、くじ取らずといわれる、いつも先頭をいく長刀鉾。台風が近づく小雨まじりの中、鉾立てのはじまりです。ビニールシートを掛けての作業です。鉾立て専門の工務店が毎年組み立てて行きます。けっこう若い衆もいるのが心強いですね。

こちらは月鉾。縄の締め方がすごくきれいでしょ。芸術的でさえあります。こちらもビニールシートの下での作業です。お揃いのハッピで専門職が組み立てていきます。まだまだ基礎の部分だけです。

 

こちらは函谷鉾(かんこぼこ)。こちらはビニールシートもなく着々とすすんでいます。

この三つの鉾は四条通あるので、交通規制が鉾立てのために始まり大渋滞です。それでも、お祭りってなんかわくわくしますよね。 次の日の様子はまた次回に。ts

 

 

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