2016.1/27.

お待たせいたしました、花ブログです。

久々の花ブログです!

ご無沙汰しておりました。先日はとてつもない寒気が襲いましたが、皆さまご無事でしょうか。

京都は雪こそ降らなかったものの、あまりの気温の低さに家の水道管が凍ってしまいました。

まだ厳しい寒さは続くようです。くれぐれもご体調にはお気をつけください。

 

さてさて、お正月は梅を生けていただいていました。

梅にウラジロに、赤い実のセンリョウ?マンリョウでしょうか。お正月らしい組み合わせですね。

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中央のガラスパネルは、1925年のアールデコ博覧会のためにラリックが製作した「壁燈」です。

会場のエントランスに飾られていたもので、現存数の大変少ない貴重な作品です。

博覧会のテーマ「噴水」がモチーフになっています。

下に取り付けられたシェードの中に電球が入り明かりが灯る仕組み。木枠は壁から取り外した跡に後から付けられたものです。

 

今は「アオモジ」が生けられています。

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「クロモジ」に対してこちらは枝の色が青いので「アオモジ」というそうです。

黄色い房状の花をたくさんつけています。

実はレモンの匂いと辛味があるらしく、「ショウガノキ」という別名も。また丸い房をたくさんつける姿から「ソロバンノキ」とも。

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ラリックのガラスパネルは横から見るとかなり厚みがあります。

大きなガラスの塊なので非常に重いです。

その分、光が当たると立体感が強調されます。また明かりが灯るとさらに幻想的になるんでしょうね。

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玄関のチェストの上にもお花を生けていただきました。

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ラリックの花器「オルリー」に黄色い大輪のバラです。

「スペード」という品種だそうで、優しいクリームイエローには暖かみがあります。

花器「オルリー」はアール・デコ色の強い不思議な形です。

クリアガラスにお花が映えます。洒落たデザインです。

 

フラワーデザイナー:岸勝人さん website : 岸勝人花事務所

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