2016.9/30.

アールデコの煌めき 「ルネ・ラリック展」 in愛知県岡崎市 旧本多忠次邸

ご無沙汰しております。

長雨が続き、湿りがちな京都でございましたが本日は久しぶりにカラリと秋晴れの様相です。

 

HP上で告知させて頂いておりましたが、いよいよ明日10/1より旧本多忠次邸にて「ルネ・ラリック展」が開催されます。

昨日、今日と現地入りし設営準備に励んでおります。少しではありますが、会場の雰囲気を紹介させて頂きます。

 

旧本多忠次邸は、旧岡崎藩主本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次が、昭和7年(1932年)、東京・世田谷に建てた住宅と壁泉の一部を移築し復原したものです。岡崎市が建築・意匠・技術・室内装飾にいたって学術的な価値がある旧本多忠次邸を保存し、その活用を通じて、文化財の保護についての関心や理解を深めていただくことを目的に公開展示しています。館内では当時の家具、ステンドグラス等の調度品が常設展示されています。「昭和の瀟洒な洋館」といった一言では語れない奥ゆかしさ、歴史を感じさせる建築です。

 

まずは外観

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3つのアーチ状になったファサードを中央に構え、両サイドに建築展開されています。

前庭の芝生も美しく、噴水状のモニュメントもございます。(写真では分かりにくいですが)

 

 

一階は総じて洋館の佇まい。

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応接室にマッチしたルネ・ラリックの作品を展示しております。

 

 

ダイニングルーム

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ダイニングルームではルネ・ラリック、娘のシュザンヌ・ラリックのテーブルウェアでセッティングいたします。

 

 

 

和室に合うよう、ジャポニズムを感じさせる作品をチョイス

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和室を抜けるとサンルームが。

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香水瓶の展示です。

自然光を浴び、燦然と輝く香水瓶は宝石のようです。

 

アールデコ調の作品でセッティングしたお茶室。

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洋間とアールデコの調和が美しいです。

 

書斎にはカーマスコットの展示を。

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自然光の光線がガラス本来の美しさを際立たせます。

 

書斎スペースに欠かせない作品も。

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客間にはジャポニズムを感じさせる逸品を。

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さてはて。

ご紹介はここまでにさせて頂きます。

今回ご紹介させて頂いたのは建物、展示の本の一部でございます。

 

さらに、本日いよいよラリックの花器に生花が生けられます。

 

ルネ・ラリック×旧本多忠次邸×生花

 

夢の共演をご覧に是非足をお運びくださいませ。

 

 

【ギャルリーオルフェ特別協賛】 アールデコの煌めき ルネ・ラリック展

~光と水と、硝子と花と~

 

会場:岡崎市旧本多忠次郎邸

愛知県岡崎市欠町字足延40番地1(東公園内)

 

会期:2016年10月1日 (土) ~30日 (日)

9:00~17:00 ( 入館は16:30迄 )

休館日:毎週月曜日(10/10は会館)、10/11(火)

入場料:一般:300円 小中学生:150円

詳細:0564-23-5015
website:岡崎市旧本多忠次郎邸

 

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