2011.10/19.

北京ホテル opposite house by ts

さて、いよいよ友人の画家、niu annの展覧会がある北京に飛行機で移動です。 今回の展覧会は、今、北京で一番おしゃれに発達しているエリア、三里屯にあるいわゆるブティックホテルのopposite houseで行われます。このホテルはキャセイ航空等を傘下にもつ、swire groupのホテルのひとつなのですが、なんと日本の建築家、隈研吾がデザインしています。実は、隈氏はこの他にもいろいろと、北京の新しい建物をデザインする一番人気の建築家なんです。日本でも、東京の根津美術館、ミッドタウンのサントリー美術館、などのデザインをした世界的に注目される日本人建築家のひとりです。

せっかくのopposite houseでの展覧会だし、特別アップグレードもしてくれるということなので、ちょっと高いなって思いながらも思い切って一泊することにしました。

今回のブログでは、まずこのホテルを紹介します。

建物の外壁は全てガラスです。ガラスに裏側からグリン系統のカッティングシートを張り込んであり、太陽に反射して積み木の建物のように見えます。

 

入り口は木製の大きなドアでアイアン製の大きな鋲がなんとなく、ちょっと北方民族風です。

入ってすぐの右側の大きな部屋でチェックインです。いわゆるチェックインカウンターのようなものはなく、ラウンジチェアに座ってのチェックインで、とてもリラックスした感じが素敵でした。フロントロビーとはガラスブロックのような壁で仕切られていますが、実はよく見るとこれはブロックじゃなくて、天井まで続く、小さな引き出しになっていました。

チェックインが終わってメインロビーに進むとびっくり!!最上階までの吹き抜けになっています。その大きな空間には既にniu annの作品がかっこよく展示してあります。天井からはメッシュの金属でできた布がドレープを作っています。

 

客室階に上がって、またびっくり。フロアは絨毯張りなんですが、壁面がなんと全面の無塗装の白木張りなんです。

そして、部屋に入るとミニマリズムの極致のようなデザイン。余分な装飾はいっさいありません。色も白と白木のみ、唯一の明るい色はグラスの赤のみです。

 

バスバブをみてさらに驚きが。なんと肩まで浸かれる日本のお風呂なんです。それも檜風呂のような木製タブです。お風呂も日本スタイルというのが人気があるんでしょうか??外壁のガラスを通して光がいっぱい入ってくる気持ちのいいお風呂です。

さらに、ここのホテルの名物は地下にあるプールです。シンク全部がステンレス製です。ライトは夕日のようなオレンジ色。高い天井からは、LEDの淡いブルーの小さなライトが無数に煌めいています。上を見ながら泳いでいると、まるで天の川の中を泳いでいるような夢見心地になってしまいました。

 

その他地下にはラウンジバーもあります。

 

トイレだってこんなにおしゃれでした。

 

さて、いよいよ今晩はniu annのオープニングレセプションです。その様子は次のブログで紹介しますので、お楽しみに。

ts

 

 

 

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