ルネ・ラリック特別展「アルザスの森より」オープンいたしました。
本日より、ルネ・ラリックの特別展がいよいよスタートしました!
毎年秋にギャルリーオルフェで開催しておりますラリック特別展では、普段お店に並ぶことのない貴重な作品が一同に展示されます。
今年のテーマは「アルザスの森より」。
ラリックが工房を構えたフランスのアルザス地方は、ドイツ国境近くのライン川が流れる自然豊かな場所でした。
そんなアルザスの自然からインスピレーションを受けて制作された、動植物をモチーフとした作品をご紹介いたします。
少しだけ展示作品をご紹介。。。。
まずウインドウではDMイメージにも使用しました「すぐり」がお出迎え。
うねるような枝や実が黒いエナメル彩色で大胆に焼き付けされています。
その隣には「ロンス」の花瓶。
イバラの枝をモチーフとした作品です。三色そろいました。特にブルーは珍しい色です。
植物をモチーフとした作品をラリックはたくさん作っています。
こちらは葉っぱのレリーフが入った花瓶。アンバー色ガラスで、まるで紅葉のようです。
こちらはフランス菊を描いたガラスパネルがはめ込まれた装飾箱。
「クレサントマム」という作品です。ガラスパネル裏面には銀引きが施され、光を反射してキラキラと光ります。
植物と、他には、虫たちの作品も作られました。
こちらはインク瓶「三匹の蝶」。やわらかで繊細な造形は蝋型作品のような趣があります。
鳥もラリックの主要なモチーフです。
こちらは「アヴァロン」。乳白色のオパルセントガラスと、琥珀色のアンバーガラスの二色が展示されています。
女性用の灰皿としてデザインされたピントレーは、様々な動物たちが作られました。
リスや、犬、キツネ、カモ、スズメ、、、、並べるとにぎやかです。
まだまだご紹介したい作品がございますが、この辺にて。
ルネ・ラリック特別展は11月25日(日)まで、ギャルリーオルフェにて開催中です。*会期中無休
皆様のご来場をお待ちしております!
フラワーデザイナーの岸さんのお花もラリック展の大きなみどころです。
今回、森というテーマに合わせて、グリーンでいっぱいの空間になっています。
ちょっと驚くような趣向を凝らしてくださいました。
なんと壁にもグリーンが・・・・本当に森のような空間になっています。
写真で見るより、ぜひ会場にてご覧いただきたいと思います。
いつもオルフェに来てくださっているお客様はきっと驚かれると思いますよ。おたのしみに!