2011.7/6.水
ロンドンガラス by t.o.
ロンドンのマーケットを回る途中、ちょっと面白い場面に遭遇。
「ロンドンガラス」というギャラリーが目に止まったので、ひやかしにお邪魔したところ、
キャラリー奥にこんなりっぱな工房!!
これには思わずテンションが上がりますっ☆
そうこうしていると、何やら嬉しい予感・・・
ハーイ☆作家さんの登場です。
どうやらこれから実演が始まる様子。
ガラス工芸を扱う身としては、見学しないわけにはいかない!というわけで見せて頂くにしました。 (大丈夫です。押し売りはされてませんよ~)
炉から種になる溶けたガラスを吹き棒につける→カラフルなガラスチップや粉ガラスをまぶす→窯で熱して定着させる→板の上で成型・・・
と思われる作業を何度も繰り返します。
ちょっとブレイク。。。助手さんも登場。
お二人ともナイスな体格。この作業、タフじゃないと絶対出来ないですね。熱いし。
ガラス種が大きくなってくると、宙吹きでガラスを膨らませます。器具を使って口の部分などをゆっくりと成型。
最後はポンテから作品を外し、徐冷窯でゆ~くりひやしていきます。すでに色が少し変わってきていますが、完成はどんな色になるのでしょうか・・・・
ほぼ同一の完成品がこちら♪
鮮やかなマーブル状の色ガラスが見事です!!
結局、最後まで夢中で見てしまいました。約40分程でしょうか。こんなに時間がかかる仕事だとは思いませんでした。
昔のラリックやガレ、ドームの工房でも、このように職人さんたちの素晴らしい仕事が繰り広げられてたんでしょうね・・・
ガラス工芸に思いをはせる一時になりました(*^_^*)
by t.o