2012.11/18.

ルネラリック特別展 速報

いよいよ、今日から我がギャルリーオルフェでのルネラリック特別展がはじまりました。今年のテーマは「ラリックのミューズ達」と称しまして、ラリックのデザインの中でも、女性モチーフのもだけに焦点をあてお見せしています。

今日は、その会場の風景をまず、ご覧いただきます。

まずは、北側の窓、階段横の吹き抜け部分のメインディスプレーです。中央のテーブルには今回特に一生懸命集めた、泉の精の彫像三体です。三体いろんなサイズが並ぶとやはり圧巻です。ご存知の方も多いと思いますが、この彫像は1925年にパリで開催された万国博覧会でラリックが中央広場に作った噴水の一部なんです。万博が終了した後に、その噴水は解体され、ひとつづつに木の台をつけてラリックの店で販売されました。そのうちの3つの彫像が今回ご紹介できるものです。まるで、日本の観音様を連想できるような佇まいです。

その三体の両サイドには、オランというペアの大きな花瓶にダリアの花をたっぷりと生けてもらいました。ダリアはラリックが生きていた頃にものすごく流行した花でしたが、ここ最近、再び品種改良がすずみ注目される花になっています。

中央のテーブルにはピエールフォンというアンバー色の花瓶にちょっと枯れたようなアジサイとランの花をいれていただきました。そして、4人分のテーブルセッティングもされています。

東側のガラスケースです。

ギリシャやローマ時代の神話に登場する女性をモチーフにした作品ばかりを集めています。

 

瓶に描かれた女性達のケース。香水瓶やデキャンタ瓶の中に色々な女性像が描かれています。

三つめのケースは、

上、二段が彫像を初期から、晩年にかけての移り変わりが見えるように対比をさせています。

下の段には、デスク回りのステーショナリーもの、そしてガラスのペンダントが右側に展示してあります。

まだまだ面白い志向があるのですが、それは次回のブログでのお楽しみに取っておきます。お時間ある方は是非お越し下さい。お待ちしております。普段、店には展示していないものもたくさんご覧いただけるチャンスなので是非!!   ts

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