鴨東まちなか美術館が開催中です。
2月1日より「鴨東まちなか美術館」がスタートしました!
詳しくは、 鴨東まちなか美術館 特設サイト をご覧下さい。
ギャルリーオルフェの自慢の逸品は、こちら。
ルネ・ラリック「小首を傾げる女性像」 1919年デザイン
乳白色のコントラストが美しいオパルセントガラスを用いて、ラリックは魅力的な女性像をデザインしました。
光の当たり方によってブルーからオレンジへとガラスの色彩が豊かに変化してくれます。
オパルセントガラスの特性を最大限に生かした、見事な立像です。
ティアラ型の香水瓶を彷彿とさせる造形でもあります。台座の部分は蓮の花になっています。
続いて、アンティックかとうの自慢の逸品のご紹介です。
ガレ「シノワズリ花蝶文ランプ」 1910年頃
フランスのアール・ヌーヴォーを代表するガレによるランプ。
当時流行した東洋趣味が色濃く反映されています。
淡いブルーのガラスにアンバー色のガラスを被せ、カメオ彫りで文様が描かれています。
裏面はキュートな蝶のデザインです。
明かりをつけると柔らかな光を放ち、空間の雰囲気を一変させてくれます。
最後に、ノルディックの自慢の逸品をご紹介いたします。
フィン・ユール「Model FD136 : Lounge Chair」 1956年デザイン
デンマークを代表する家具デザイナーのフィン・ユールは美しい曲線と彫刻的フォルムを家具の世界に取り入れ、
その独創性から「家具の彫刻家」と呼ばれました。
ゆったりとした座り心地のラウンジチェアです。肘掛が広く作られており長時間腕を休ませることができます。
華やかな赤のファブリックはオリジナルのもの。
フィン・ユール独特の軽やかなデザインは、どこかヘンリー・ムーアの浮遊感漂う彫刻作品のような印象も感じます。
以上、当店自慢の逸品をご紹介させて頂きました!
そして、イベントに合わせて、店内ではオールドバカラにスポットを当てたディスプレイを行っております。
和食器とバカラの組み合わせ。結構すんなりと合わさってくれます。
箸置きと、金彩の入ったグラスもバカラ作品です。
こちらはバカラとサンルイのリキュールグラスを使ったセッティング。スプーンはティファニーです。
こんな風にアンティークを見立てで自分流にアレンジするのもすごく楽しいと思います。
続いてバカラの逸品の展示品をご紹介いたします。
カラーバリエーションが美しいライングラス作品。白ワインを楽しむために制作されました。
テーブルを色鮮やかに彩ります。
お次はこちら。
ボール部にはハンドグレーヴィングによる薔薇の細やかな文様とハンドカット、さらにステム部分にはエアーが入っており、バカラ社の優れた技術と意匠が詰め込まれた逸品です。
バカラミュージアムの図録掲載作品です。
エナメル彩の作品。
奥の花瓶はアールヌーボーの曲線が美しい作品。手前に見えます蓋物はマルセル・グッピーによるデザインです。
珍しいオリジナルのホルダー付きのリキュールセット。
食後にテーブルを離れて歓談する際、簡単に持ち運べるよう取手が付いたホルダー付きのリキュールセットが作られました。
こちらは客専用グラスとしてつくられたもの。
ヨット遊びや豪華客船による船旅が流行した時代、船の上でもお酒を楽しめるよう、安定性のあるグラスがデザインされました。
シンプルな形がガラスの透明感を引き立てています。
他にもいくつか展示品はございますが、ひとまずここでご紹介を終えたいと思います。
やはり使っていただいてこそ良さが際立つものだと思います。ぜひバカラ作品の魅力に触れてみてください。
「 鴨東まちなか美術館」は2月9日(日)まで開催中です。
この機会に、ぜひ当店へ遊びにいらしてください。
杉本