2011.9/7.

ダイビングホリデー③ by t.s

さて、今日は今回のツアーのメインとなるシパダン島でのダイビングの日です。

シパダン島には入島制限が敷かれていて、一日に120名のダイバーしか許可されていません。
各リゾートが前日までに割り振りされた人数のダイバーの名前をマレーシア軍に申請します。
そして、当日、各人が名前を確認されるというとっても厳しいものです。僕たちも4泊リゾートに宿泊しましたが、シパダン島でのダイビングはたった一日だけ許可されました。
この日だけは特別に一日に4本潜れます。
カパライリゾートを出発したのはなんと朝の5時半!!5時前に起床して準備をしました。
シパダン島に到着したのは夜明け間もない,6時すぎです。軍の管理している桟橋にある事務所で名前確認が終わるとすぐに一本目のダイビングです。
  これが、マレーシア軍の事務所がある桟橋です。

いよいよ一番の有名ポイント、バラクーダーポイントでエントリーです。

 

 

 

 

エントリーしてすぐに、ギンガメアジの大群に遭遇。

群れの中に飛び込んでみました。

ギンガメアジって漢字で書くと銀河目鯵なんです。

銀河のように輝きながら群れをなしている目の大きなアジという意味です。

本当に大きな目ですね。

 

 

 

 

 

そして、もう少し進むと、この早朝ダイビングの一番のターゲット、バッファローフィッシュの朝の集団出勤風景です。

このオデコが大きな魚は毎朝このように団体で出勤していきます。その行く先は珊瑚の密集地。彼らの主食は珊瑚なのです。

このあたりは、まだ珊瑚も少ないので無心に行進していました。大きさは一匹が70−100cm。結構大きなサイズです。

これだけ揃って動くと大迫力です。後ろにはさっきのギンガメアジの群れが続いてきました。

それはそれはすごい風景でしたよ。

それにしても不細工な顔。

 

 

 

そして、次にお出ましはバラクーダーの壁!!

このバラクーダーも成魚になるまでは、外敵から身を守る為にこうして大きな群れになって動きます。

ここシパダンのバラクーダーはこれで若魚なのかと思える程個体はすごく大きかったです。一匹70−80cmはあります。それが何百匹と群れになり壁を作って移動しているのです。

水面に見える太陽と一緒に撮ってみました。

なんかとっても神々しいでしょ。しましまの体もよく見えますね。

 

 

 

仲間のダイバーも必死で追っかけますが、魚のほうがずーっとスピードは早いのです。

朝一番のダイビングでシパダン名物の三種類全部をみることだできました。さすがシパダン。すごいダイビングポイントです。

シパダン島のダイビングがこんなにすごいのは理由があります。僕達が泊まっているカパライ島やマブール島はボルネオ島という大きな島の棚に存在する島で、割合浅い海が広がっています。ところがシパダン島はカパライから船で30分しか離れていないのですが、この島はボルネオ島の棚の外にあるのです。

まわりは深さ600mのドロップオフなのです。だから、多くの魚が餌をもとめてこの島にやってくるのです。

 

その他にも信じられないくらいの亀がいます。

一本のダイビングで10匹以上を見られたポイントもありました。

 

 

 

グレイリーフシャークも。

 

 

 

 

軍桟橋の前で記念写真です。はいポーズ。

大満足の一日でした。 by t.s

 

Your Comment

 

右の文字を入力 captcha