2022.9/16.

ルネ・ラリックと茶会

あっという間に秋の気配を感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて先日、ギャルリーオルフェにて、武者小路千家官休庵正教授・野津手妙節さんによる茶会が催されました。 

 

  

もはや恒例となっている野津手先生によるお茶会。

ルネ・ラリックの作品とともにお茶の世界を楽しむことができる特別な空間となっております。

 

 

今回水差しに使用されたのはこちら。

ラリックの「ヌムール」というガラス鉢です。
花のレリーフが印刻された、ガラスのボリュームを感じる作品です。
通常はクリアガラスですが、このお品は珍しいグレーのガラス。
フロスト仕上げなのでガラスのツヤっとした表情とはまた違った、やわらかな風合いです。

 

 

 

 

 

今回は、伊賀の陶芸家・谷本洋さんとのコラボレーションも行われました。

こちらは、谷本さん自ら自作の茶入をご覧になられているところ。

 

 

 

陶芸家の方と作品を一緒に拝見できるなんて、ほんとうに希少な体験をさせて頂きました。

谷本洋さんの作品は大変にユニークで、力強さ、迫力を感じました。
ルネ・ラリックと共に展示もさせて頂き、時空を超えたデザインの共演を楽しませて頂きました。

谷本洋さん、ありがとうございました!

 

会場のしつらえを少しご紹介・・・

 

 

ルネ・ラリックの花器「野うさぎ」

 

 

立像「泉の精」
ラリックが1925年パリ万博の際に、噴水等を作るため特別に制作した、フランスの河川を象徴する女神像です。

 

以上簡単ではありますがお茶会レポートでした。

野津手先生、ご協力・ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

  

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